私は生まれてこれまでで、秋葉原には3回しかいったことがありません。1回目は、サクラ大戦のDVDを買いました。2回目は、ブラブラしただけでした。3回目は、友人たちと行って何も買わずにインド風のカレーを食べました。……そんな、私がなぜか秋葉原関係の本を最近読みました。『萌える聖地 アキバ』(藤山哲人/毎日コミュニケーションズ)と『趣都の誕生 萌える都市アキハバラ』(森川嘉一朗/幻冬舎)の2冊です。前者と後者では、性質は全く違いますが、「秋葉原」という都市を分析する、という点では共通しています。いやぁ、面白かったですよ、両方とも。エンターテイメント、としては断然『萌える聖地〜』ですが、まあそれは『趣都の誕生〜』がアカデミックな文化論なので仕方ないでしょう。読んでいると、また秋葉原に行きたくなります。