『七人の証人』(西村京太郎/講談社文庫)

 実はこれ10月のミステリ板オフ会で頂いた小説だったりします。西村京太郎なんて読むのはきっと高校生以来です。『七人の証人』は割りと初期の作品ですね。まず設定が秀逸です。巧い。西村京太郎と聞いて舐めて読むと、ビックリさせられます。まあ、これは赤川次郎にも言えることですけれど。赤川次郎も初期作は傑作揃いなのです。