2003-10-29 『あすなろの詩』(鯨統一郎/角川文庫) 読書 鯨さんの書き下ろしの新刊『あすなろの詩』を読み終える。 正直、ミステリの部分は微妙なんけども、小ネタが面白い。電車の中で笑いそうになるのを堪えました。例えば、 「……ほら、このお守りのお陰で、となりの馬鹿息子が、私立クロマティ高校に入れたのよ」 「あの名門クロマティ高校へ……」 「あなただって行けるのよ。このお守りさえあれば」 とか。 やっぱ、鯨統一郎は面白い!