2003-11-19から1日間の記事一覧

なんか今日はやけに疲れました。恩田陸か鯨統一郎でも読みながら、はやめに寝よう。

『とんち探偵一休さん 金閣寺に密室』(鯨統一郎/祥伝社文庫)

「金閣寺最上層で首吊り死体が発見された。現場は完全なる密室(ひそかむろ)。が一休は能楽者の世阿弥らの協力を得て推理を開始。やがて辿り着いた真相とは?」。……可もなく不可もなくといったところでしょうか。正直、他の鯨作品に比べて「冗長さ」を感じ…

『隕石誘拐』(鯨統一郎/光文社文庫)

読みました。450ページという分量を感じさせないスピード感溢れる作品でしょう。好きですよ、これ。サスペンスの演出も成功していると思います。本格ではないけれど、しっかりミステリの部分に凝っているのもいいですね。