リッパーさんの日記のライトノベル好きに「初めての○○」10の質問に答えようと思ったんだけど、全然思い出せない……すっかり忘れてしまった。なんだっけ、最初に読んだの。
 というわけなので、「富士見の新人賞作品の解説」のほうに注目(http://d.hatena.ne.jp/tonbo/20041113 http://d.hatena.ne.jp/kirisakineko/20041115#p2)。作家に書かせたらいい、というリッパーさんの意見に同感だなぁ。確かに「毎回テンプレートな文章を並べるだけ」の印象がありますし(笑)。だいたい、こんな感じですもんね。「『解説 富士見ミステリー編集部』 いかがだったでしょうか? 本作を読み終えた多くの読者が○○と××の勇気と、オリジナリティな世界観に魅了されたことだと思います。本作は、第×回の富士見ミステリー大賞で佳作を受賞したものです。プロットの精密さ、文章、キャラクター造形などまだまだ粗い部分が多かったのですが、我々編集部と選考委員の先生方とで、この『原石』はもしかしたら独特の輝きを放つのではないか、との結論に至り、惜しくも大賞は逃したものの佳作を手中に収めました。(中略)確かに本作は厳密な意味での『ミステリー』ではないのかもしれません。しかし、選考委員の××氏が言われた通り、物語を紡いでいくキャラクターたちの、成長そのものが正にミステリだと言えるでしょう。何故、この作品がこれほどの素晴らしい感動を与えるのか。それは、作者、○○がどこまでも真摯に「物語を紡ぐ」作業に向き合い、「ミステリー」の本質を理解していたからに他なりません。(中略)しかし、作者の○○はまだ新人。これから彼が本作の主人公のように成長していくためには、皆さんの応援が必要です。この物語を読んで、どこに感動し、どこを面白いと思ったのか。是非、お手紙をください。きっと彼の励みになるでしょう。新人○○は、まだスタートしたばかりです。(以下、ファンレターのあて先)」