やっぱり私は翻訳ものアレルギーを克服できそうにない。……『リヴァイアサン』(ポール・オースター新潮文庫)を読んでいるのですが(まだ読み終わらない)、最初のほうはスラスラと読めたものの――今、半分くらいなんですが――キツクなってきました。これは内容が悪いとか文章が下手だとではなく、完全に読み手の問題です。どうしても億劫なのです。締め切りまでに読み終えることはできそうですが。……それにくらべて読み始めたばかりの『妖怪新紀行』(瀬川ことび角川ホラー文庫)の読みやすさといったら。